どの図表も、三つの関係者(太陽、月、地球)の連合体の側面を示すものでは、尺度が大きくずれている。
ここで我々が探求するのは、どのようにして実際の物体のサイズや距離を使い天文学的現象を説明するかである。
半径-km(mile) | 地球の半径に対する比率 | |
---|---|---|
太陽 | 695,000km (431,945) | 109 |
地球 | 6,378km (3,964) | 1.0 |
月 | 1,737.4km (1,079.8) | 0.273 |
最小距離 -km(mile) | 最大距離-km(mile) | 相違 % | |
---|---|---|---|
太陽 | 近日点--147,101,455km (91,341,000) | 遠日点 --152,098,155km (94,448,000) | 3 % |
月 | 近地点--356,749km (221,000) | 遠地点 --406,282km (253,000) | 12 % |
最初のモデルでは、地球の太陽と月までの距離を平均値で設定する、即ち
太陽まで: 149,600,000 km
月まで: 384,400 km
すると、このモデルはこのようになる。
**********************************solar_eclipse_model_1.dwg ********************************
この図面の作成方法:
プログラム eclipse_model_s.lsp を (load "eclipse_model_s") でロードする。
コマンド ラインから test と実行命令をタイプする。
この図面で見られるように、太陽から月に接線を引き、地球にまで延ばすのは(不可能ではないが)非常に難しい。
そこで、3つ物体はそれぞれを別々の3つのビューポートに表示し、
線を引く操作は全てビューポートからビューポートに切り替えることでできるようになる。
***************************solar_eclipse_model_0.dwg ***************************
この図面の作成方法:
プログラム solar_eclipse.lsp を (load "solar_eclipse") でロードする。
コマンド ラインから (setup_solar_eclipse) と実行命令をタイプする。
各ビューポートの文字は TEXT コマンドで入力しており、文字の高さはビューポートに合わせている。
Model-1: 最も広範囲の影:
これは地球が太陽から最も遠くにあり、月に最も近い時に起る。即ち、
太陽までの距離: 152,000,000 km
月までの距離: 356,700 km
すると、このモデルは地球に次のような月の影(本影と半影)を落す。
本影と半影の直径はそれぞれ260 km( 162 miles )と6700 km( 4164 miles )である。
****************************************solar_eclipse_00.dwg ****************************************
この図面の作成方法:
プログラム solar_eclipse.lsp を (load "solar_eclipse") でロードする。
コマンド ラインから case_1 と実行命令をタイプする。
質問、問い合わせは 筆者 岩本 卓也 宛てにお願いします。
Last Updated July 9-th, 2006
Copyright 2006 Takaya Iwamoto All rights reserved.